2014年4月21日月曜日

ADLが上がる時と下がる時.


どうも,グループホームきよす マネージャー 平林拓人です.

 写真は今回の記事とは関係ありませんが,ある利用者様が1〜2年前くらいに脳梗塞を発症されました.その時はすぐ救急搬送して事なきを得ましたが,退院後には発語が少なくなり,ADLも一気にさがりました.
ADLが下がりましたが,車いすを使う必要がないとグループホームきよすでは,判断して車いすを使っていませんでした.

最近になって,少しずつ発語が増え,ADLも上がって来て,今までは屋内では手引きで動いていただいてたのですが,ここ最近は屋外に散歩に出れる様になり,長い時は30分以上歩ける様になってきました.

一般的に脳梗塞が原因でADLが下がると戻らない(発症直後よりリハビリすることにより良くなることもあります)というのが,定説だと思いますが,この利用者様は発症から数年がたっているのにも関わらずADLが上がってきています.

退院後も車いすを不必要と判断し手引きでスタッフも本人様も頑張ってきたのは正しい判断だったなぁと思います.もしあの時,退院時に車いす使用の選択をしていたら,今ADLが上がって来たことに気付くこともできなかったと思います.
これからも,できる限り車いすを使わないようなケアをしていくよう,頑張って行きます!ただ,一時的にでも本当に車いすが必要な時もありますので,それを見極めていこうと思います!

では,今日はこの辺で!


グループホームきよす マネージャー 平林拓人


グループホームきよす
愛知県清須市西田中本城46番地
twitter:@gh_kiyosu


0 件のコメント:

コメントを投稿