2013年7月31日水曜日

夏祭り参加してきました!(利用者:スタッフ=3:1の意味について)



どうも,グループホームきよす マネージャー 平林拓人です.今回のブログの内容は,「こんなことの前に,うちの母親の普段の様子を伝えんかい!」とおしかりを受けそうですが.....ご勘弁を.
昨日は,地域の夏祭りに参加してきました!皆さんで踊ってきました.炭坑節など昔の曲も結構あったので,皆さん踊れていました.個人情報の関係で,今回は利用者様の写真が載せられません(汗

と,夏祭りから事業所に帰って来た時に,「スタッフと利用者様との数について」の話になって,理解していなかったスタッフも多かったので,ここで説明してみようと思います.

「法律で,利用者3人に対して職員1人って決められてるんだよ」
という主旨の発言をよく聞きます.勘違いしている人も多いようですが,これは,外出とかをする際に,利用者様:スタッフ=3:1ということで,利用者様9人に対して,スタッフは3人以上ではないといけない!という主旨ではありません.(現実には,外出の時に9:3だととっても厳しいですけど)

ここから先は,自分でも調べる!という意識を持って参考にしてください.以下の文のせいで,いかなる損害が発生しても責任はとれませんよ(笑

この話の元になっているのは,グループホームの運営基準で,「夜間帯以外の時間帯は,利用者様が3増えることに,介護職員を常勤換算法で1以上配置すること」となっている為です.
まずこの文書の意味を理解するには,夜間帯と常勤換算法を理解する必要があります.
夜間帯とは,利用者様が活動する時間帯以外の時間帯のことで,事業所が利用者様に合わせて,設定することができます.例えば,だいたい利用者様が7時頃起きて来て,21時ころには寝るのであれば,夜間帯は21:00~7:00のように設定できます.(ここでは,夜間帯以外の時間を日勤帯とします)
常勤換算法とは,総時間数をその事業所における常勤の勤務するべき時間数で割り算した数のことです.
だいたいの事業所では,常勤の一日の勤務するべき時間数は8時間に設定されていると思います.

で,たとえば,夜間帯が21:00~5:00の場合.

  • 明け:0:00-9:00(9時間拘束,1時間休憩,8時間労働)
  • 早番:7:00-16:00(9時間拘束,1時間休憩,8時間労働)
  • 日勤:10:00-19:00(9時間拘束,1時間休憩,8時間労働)
  • 遅番:12:00-21:00(9時間拘束,1時間休憩,8時間労働)
  • 夜勤:15:00~24:00(9時間拘束,1時間休憩,8時間労働)

上記の場合は,日勤帯に働いている職員の労働時間の合計は,

  • 明け:5:00-9:00(3時間 1時間は休憩)
  • 早番:7:00-16:00(8時間 1時間は休憩)
  • 日勤:10:00-19:00(8時間 1時間は休憩)
  • 遅番:12:00-21:00(8時間 1時間は休憩)
  • 夜勤:15:00-21:00(5時間 1時間は休憩)

となり,

  • 3時間(明け) + 8時間(早番) + 8時間(日勤) + 8時間(遅番) + 5時間(夜勤) = 32時間

で,この日の日勤帯に働いている職員の労働時間の合計は,32時間になります.

さて,ここから常勤換算法の説明です.お察しのいい方はここで既に気付いているかもしませんが,常勤換算法とは日勤帯にいる職員を常勤に置き換えると何人になるか?ということです.

つまり,常勤の一日に勤務するべき時間数が8時間と設定されている場合,32時間を8時間で割るので,4.0となります.
では,以下の場合はどうでしょうか?

  • 明け:0:00-9:00(9時間拘束,1時間休憩,8時間労働)
  • 早番:7:00-16:00(9時間拘束,1時間休憩,8時間労働)
  • パート:9:00-15:00(6時間拘束,45分休憩,5時間15分労働)
  • パート:10:00-15:00(5時間拘束,0時間休憩,5時間労働)
  • パート:15:00-21:00(6時間拘束,45分休憩,5時間15分労働)
  • 夜勤:15:00-24:000(9時間拘束,1時間休憩,8時間労働)

上記の場合は,日勤帯に働いている職員の労働時間の合計は,

  • 明け:5:00-9:00(3時間 1時間は休憩)
  • 早番:7:00-16:00(8時間 1時間は休憩)
  • パート1:9:00-15:00(5時間15分 45分休憩)
  • パート2:10:00-15:00(5時間 0時間休憩)
  • パート3:15:00-21:00(5時間15分 45分休憩)
  • 夜勤:15:00-24:000(5時間 1時間は休憩)
となり,

  • 3時間(明け) + 8時間(早番) + 5時間15分(パート1) + 5時間(パート2) + 5時間15分(パート3) + 5時間(夜勤) = 31.5時間
で,この日の日勤帯に働いている職員の労働時間は,31.5時間になります.
この31.5を常勤換算法で表すと,31.5÷8なので,3.9375となります.

ちなみに,常勤換算法の計算方法で,小数点第1位以下は切り捨てか四捨五入か忘れましたが,そんな決まりがあったので,その決まりに従って,小数点第1位以下は処理します.


ちょっと最近ブログの更新が滞っていたので,真面目に説明してみました.もし,間違いがあった場合はご指摘ください.

グループホームきよす マネージャー 平林拓人

グループホームきよす
愛知県清須市西田中本城46番地
052-400-3004






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