2013年6月10日月曜日

寝たきりになっても大丈夫!(自立歩行に戻る方法)



どうも,グループホームきよす マネージャー 平林拓人です.

今日は,20時からカンファレンス.
去年の年末くらいに,入院されてADLが低下していた利用者様が1名.退院後,ADL向上の為に,毎日近くの神社まで散歩していただくように,ケアプランを変更.そのケアプランのおかげで,今でも目標地の倍以上歩ける様になりました!
今回のカンファレンスでは,さらにADL向上を目指して,目標を少し遠くに設定してみました.

研修等の介護のプロが集まる場でも,高齢者は一度ADLが落ちるともう元に戻らないという意見が大多数を占めますが,グループホームきよすは諦めません!過去に,腰椎の圧迫骨折で入院後にグループホームきよすに入居された方も自立歩行に戻って頂きました.
また,大腿骨頸部骨折や恥骨骨折で一度寝たきりになった方も,今では自立歩行しています.本人様が,寝たきりになっても「歩きたい!」という気持ちがあれば,介護職員のケアの仕方でまた歩く事ができるようになります.

再び自分で歩いてもらう方法はただ一つ!



車いすを使わない!



これに限ります.これを徹底して実行すれば,また歩けるようになります!あと,できるだけ動いてもらいます.本人様が動きたそうであれば,手引きでもなんでもいいので,必ず付き添って動いてもらうこと.
少し歩ける様になると,自立歩行になるまでの間転倒リスクが格段に上がります.この期間を乗り切ればその先には,散歩して食事作って,洗濯して,入浴してという自分で何でもやられる,元気な利用者様の姿があります.
もちろん,自立歩行になってもらう迄には転倒リスクが格段に上がる為,ご家族様に丁寧に説明する必要があります.
一度,自立歩行まで持って行くことができれば,スタッフの間で誇りにもなります.そうすると,次入院等でADLが下がって帰って来た利用者様がいても,またチャレンジしようという気にスタッフがなると思います.
もちろん本人様が歩く気があるという前提です.もし,ADLが低下して本人様が動く気がないのであれば,まず動く気になってもらう必要があります.それをクリアしてから,上記の作戦を進めて行って下さい.


本人様にパーキソニズムやその他疾患などで,機能障害等がある場合などは,上記のような単純な話ではありません.あくまでも,廃用症候群や骨折後のADL低下等に対して有効な作戦です.

実際実行する際には,スタッフ全員が,その利用者様に再び歩いて欲しいという共通意識がないとできないことなので,カンファレンスを何度も繰り返すことになります.

ADLが低下して歩けなくなった利用者様がまた自立歩行されている姿を見るのは,結構感動しますよ!一度お試しあれ!!

では,また会う日まで!

グループホームきよす マネージャー 平林拓人

グループホームきよす
愛知県清須市西田中本城46番地
052-400-3004
http://www.activelifekiyosu.com

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