ヒヤリハットについて

どうも，グループホームきよす　マネージャー　平林拓人です．

今日は，事故報告書とヒヤリ・ハットについてです！事故報告は文字通り，事故を報告する書類です．問題はヒヤリ・ハットですよ！

ヒヤリ・ハットとは，リスクマネジメントの為のデータ収集です．どういうことかというと，ハインリッヒの法則というものが関係しています．では，ハインリッヒの法則とはなんでしょうか？

ハインリッヒの法則

重大事故の陰に29倍の軽度事故と，300倍のニアミスが存在する

wikipedia ヒヤリハットの項目より引用

これが，ハインリッヒの法則です．29倍の軽度事故があり，300倍のニアミスがあるので，重大事故が起こる前に300倍のニアミスを抽出して，データを分析して傾向をみて，対策をとり重大事故を事前に防ごうというものです．ニアミスを抽出する為に，ヒヤッとした時やハッとした時のことをデータとして蓄積していく為に，ヒヤリハットを書いてもらう事になるのです．

しかし，スタッフの間では，これがなかなか，理解できないようで，ヒヤリハットや事故報告書は始末書的な意味合いがあると思い，書きたがらないスタッフが多いんです．何度も説明しているんですが，なかなか難しいです....

ヒヤリハットをたくさん出すスタッフは，事故を起こし易いスタッフではなく（まぁ，その可能性もありますがw），危険を察知する能力が高いスタッフなので，ほめられるべき存在なわけですね．（もう一つ深読みすると，自分が関係する事故やヒヤリハットを隠蔽することなく，正直に報告するタイプの人間であるという分析もできるかも）

というわけで，ヒヤリハットは，堂々と提出しましょう！で，もし，ヒヤリハットを出しすぎて，なんか言われたり変な空気になったら，その人達は，リスクマネジメントやヒヤリハットの意義について理解していません．

ということで，今日はくらいで！では，また会う日まで！

グループホームきよす　マネージャー　平林拓人

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